待ち望んでくれていた地方開催
マーケティングの力で成功へ
秋田 かな子 マーケティング統括 / JAGRI(農業 WEEK)、JFEXなど担当 2015年度入社
MEMBER
KANAKO AKITA
INTRODUCTION
RX Japanに新卒採用で入社以来、農業分野の展示会の国内マーケティング担当として勤務。展示会に欠かせない来場者を呼ぶために、自分たちでプロモーション戦略を立て、その企画・作成・実行までを担っている。会社のリスキリング(教育)制度を利用して、自らのプロフェッショナル性を高めながら業務に臨んでいる。
チームスポーツの経験を生かして
大きな仕事を成し遂げたい
—— RX Japanへの就職を決めた理由は?
高校、大学とチームスポーツのマネージャーをしていたこともあって、“チームで何かをやり遂げること”や“支えること”にもともと興味を持っていたんです。卒業後は、チームビジネスに関わる仕事がしたいと思っており、さまざまな業界を検討していました。そのようななか、サークルの先輩がRX Japanで生き生きと仕事をしていることを知り、会社説明会に参加しました。その際に「RXの仕事は、20人程のチームを組んで、アイデアを出しながら壮大な展示会を創り上げていくもの」という先輩社員からの話を聞き、チームで大きな仕事を成し遂げることに魅力を感じて入社を決めました。現在は農業の展示会チームで国内来場者誘致のマーケターとして働いています。
会社のリスキリング制度で
マーケティングの力を高める
—— 会社のリスキリング(教育)制度の一環で、マーケティングを学んだそうですが、何か変化はありましたか?
会社の教育制度を活用し、統計学やWeb解析などの資格を取得しました。知識を身につけたことで、それまでの感覚的なプロモーションから抜け出し、エビデンスや戦略に沿って施策を立て、数字に基づいた判断ができるようになりました。確実にマーケティングスキルが向上していることを感じています。
以前は展示会の会期が近づくと、どのぐらいの方々が来場してくださるのだろうか、と不安でしたが、今は知見を活かしてある程度予測ができるので、自信を持って展示会当日を迎えられるようになりました。ますます知見を深めて自分自身が成長するとともに、展示会に貢献していきたいと思っています。
九州の農家の方々が待ち望んでくれた展示会
地域活性化への貢献を実感
—— 一番、印象に残っている仕事を教えてください。
昨年、初開催した「JAGRI KYUSHU(九州農業WEEK)」の来場者誘致のプロモーション活動が印象深いです。RX Japanにとって九州地方での展示会開催は新しい挑戦でしたし、個人としてもマーケティング知識を活かせる初めての大きい仕事でしたのでとても張り切って臨みました。
九州地方の農家の方々にどのように展示会に来ていただくか、その戦略の立て方に力を注ぎました。普段農家の方々がどんなところから情報を得ているのかを探り、新たなアプローチ方法として、弊社のプロモーション方法としてはほとんど前例のなかったテレビCMを打ちました。農家の方に多い家族構成を想定し、子どもがくちずさめる歌にしようなどと楽しみながら作成できました。また、九州地方の各県にある農業法人の方々と連携を取り、来場者誘致のためにご協力いただきました。
迎えた展示会初日は、会場のグランメッセ熊本の方たちもびっくりするほどの来場者であふれ、出展社の方にも喜んでいただけました。地元のみなさまが開催を心待ちにしてくださっている様子が伝わってきて、とても嬉しかったです。結果、3日間の開催で合計1万7,000名を呼ぶことができました。
農家の方は生き物や植物を扱っているために簡単に出張することができないので、「すぐに行ける場所でやってくれてありがたいです」と言っていただいたり、「カンファレンスなどもなかなか聞きに行く機会がないので、参加できて嬉しいです」など、九州で開催したことを喜ぶ来場者からのコメントもたくさんいただけました。地方で展示会を開催することで、地域の活性化につながる仕事をしていることを実感しました。
—— 今後どんな仕事をしたいですか?
マーケティング統括として、自分ひとりでマーケティングを実行するだけでなく、いっしょに働くメンバーにもマーケティングへの理解と協力を求めて、新しい施策を試していきたいですね。これからもRX Japanの展示会に多くの方に来場していただき、展示会を成功させることで、各産業の発展に貢献していきたいです。
RX Japanで実現できていること
自分自身のスキルを向上させることで活躍の場を広げ、現在はマーケティング責任者に。知識に基づく戦略立案、的確なプロモーション施策によって多くの出展社や来場者を集め、業界はもちろん、展示会開催地域の発展に貢献している。
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