2025 Recruitment

会場づくりを通して
来場者の方に特別な体験を提供したい

—— RX Japanへの就職を決めた理由は？

特定の業界に絞らず幅広い企業を考えていましたが、就職エージェントの方に「子どもの頃からダンスや合唱をやっており、人と話すことやみんなで何かをいっしょに作ることが好きです」とお伝えしたところ、「この会社はあなたのやりたいことに合致するかも。社風もキャラクターに合っていると思います」とRX Japanを勧めてくれたのです。それをきっかけに会社説明会に参加し、そこで出会った先輩社員のみなさんの、自分の仕事を語る様子が本当にキラキラして見えたんです。明るく前向きな社風に惹かれてRX Japanへの就職を決めました。

—— 会場運営という職種を選んだきっかけは？

実は職種希望の提出期限ぎりぎりまでずっと悩んでいたのですが、内定者向けに開かれた職種説明会のプレゼンで、「会場運営本部は、会場に足を運んでくれた人をワクワクさせる会場づくりを目標に、さまざまな取り組みを行っています」という説明を聞きました。この「ワクワクさせる」という言葉を聞いた時に、ぜひ会場運営をやってみたいと思ったんです。それまでずっと続けてきたダンスや合唱でも、観ている方が楽しんでくれたり、感動したり、時には涙したりと、パフォーマンスを通して人の感情を動かせることに喜びを感じていました。会場づくりという業務を通して、ぜひ来場者の方に特別な経験を提供できる仕事をしてみたいと思いました。

議論を重ねて手掛けた”推し活 特設コーナー”
報道番組でのオンエアに感動

—— この1年どんな仕事をしてきましたか？

初めてひとりですべての装飾を手掛けたのは、関西ものづくり ワールドというRX Japanの中でも規模が大きい展示会です。ちょうど展示会ロゴのリニューアルが決まったタイミングだったこともあり、新しいロゴをお披露目するための大きなモニュメントを作成し、会場で多くの人に見てもらうことでロゴの浸透に貢献できたことが印象に残っています。

2024年3月に開催した「推し活グッズ EXPO」の特設コーナーの装飾も手掛けました。企画の主旨としては、来場者向けに「推し活とは？」、「推し活がなぜビジネスになるのか？」を伝えるための説明パネルや、実際の推し活グッズを集めた特設コーナーを作る、というものでした。企画担当者へ「こういうイメージはどうだろう？」、「このライトや素材を使うのはどうだろう？」と提案し、議論を繰り返しながらアイデアを形にしていきました。結果的にこの特設コーナーは大きな注目を集め、報道ステーションをはじめとするいくつかのニュース番組にも取り上げられ、展示会の成功の一助となることができました。自分の作ったコーナーがテレビに映った瞬間は、なんとも言えない感動がありました。

また、この会期中に両親が会場見学に来てくれたのですが、小さな頃から物を作るのが好きだった私に、「いい職業につけて良かったね」と言ってくれたこともとても嬉しかったです。

来場者の行動やアンケートのデータを活用し
質の良い会場づくりを目指したい

—— 今後やりたい仕事はありますか？

魅力的な会場づくりを追求していきたいです。海外にはまるでアートのような空間をつくっている展示会もあります。RXでも新しい素材や技術を探求していきたいですね。ビジネスの場だからといっても、真面目一辺倒にする必要はないと思っています。巨大な装飾から、細部にこだわった会場づくりまで、幅広くこなして展示会体験の質を高めていきたいです。

また、会社のリスキリング制度を利用して、統計学やマーケティングを勉強してきたことが実を結び、会場運営本部とマーケティングパートナー企業との間で立ち上げた「会場運営CX向上プロジェクト」のメンバーに最年少で選んでいただきました。このプロジェクトでは、主催者の経験や感覚だけでなく、会場での来場者の行動やアンケートなどで得たデータを活用して、参加いただく方々にとって質の良い会場づくりを目指していきたいと思っています。