2025 Recruitment

日本製品を海外へ紹介し、
海外の良いものを日本で発信したい

—— RX Japanへの就職を決めた理由は？

私はもともと海外に住んでいたので、日本の良いものや文化を海外に、海外の良いものを日本に発信したいと思っていました。そこで日本と世界の懸け橋になりたい、グローバルに仕事がしたい、という軸で就職活動をしていましたが、そんな中、RXの先輩社員のインタビューに「展示会を創造することを通して、海外と日本の産業をつなげることができる」とあったので、“これだ！この会社に絶対に入りたい”と思って志望しました。現在は、おもに海外企業や海外のパートナーとの仕事に携わっており、グローバルに働き、国内・海外をつないでいくという、まさに思い描いていた仕事をしています。

—— やりがいは？

入社以来、ファッションの展示会を担当しています。ファッションや雑貨などの消費財系の展示会を担当していると、自分の仕事の成果が日常生活で実感できることがあるんです。入社1年目のときにまだ日本に進出していない海外ブランドと契約し、展示会に出展してもらったのですが、後日、なんと百貨店でそのブランドを見かけるということがありました。おそらくですが、展示会で百貨店のバイヤーの方とのビジネスが生まれ、日本での取り扱いのきっかけになったのだと思います。自分のお客さまの日本進出をお手伝いできたことに、とても興奮したのを覚えています。

カシミア、アルパカの産地 ペルー
3年かけて実現！ ファッション展のパビリオン

—— 印象に残っている仕事はありますか？

1年目のときに、当時 日本にまだ進出している企業が少なかったペルーにアプローチすることを決めました。ペルーはカシミアやアルパカの生産地としてヨーロッパで知られていますが、日本ではそれほど有名ではありませんでした。すぐに大使館と連絡を取り、もし展示会にペルー国としてパビリオンを作って団体出展すれば、あなたの国の経済はこんな風に伸びますとセールスをしに行ったのですが、展示会出展経験もないし、出展社も集まるかどうかも分からないと、出展を断られてしまいました。

そこで、まずはペルーの企業を1社ずつ説得し、出展してくださった企業にはしっかりと成果を上げてもらい続け、その成果を持って再度大使館を訪問し、提案するということを続けました。そして最初の提案から3年後、初めてのペルーのパビリオンが実現することになったのです。2024年現在も、ペルーはパビリオンとして出展し続けてくれています。日本市場のポテンシャルの高さに驚いており、「あなたが来てくれたから、出展し続けているよ。ありがとう」と感謝していただいています。現在、日本とペルーの貿易は年々活発になっているそうです。今のペルーの好景気に貢献できているとしたら嬉しいですね。

国を豊かにする展示会ビジネスで
世界各国の経済発展に貢献したい

—— 今後どんな仕事をしたいですか？

世界中の国々へ出張することも、日本で各国の大使館に行くのもそうですが、日本とその国をつなぐトップの方を相手に仕事ができるなんて、入社1年目からさせてもらえるような経験ではないですし、RX Japanに入ってとてもよかった、思っています。

ちょうど昨年、バングラデシュとインドの政府高官の方にRX Japanのすべての展示会を売り込むために出張しました。これまでも多くの企業が出展してくれている地域ではあったのですが、実際に現地へ赴くのは初めてでした。道路も整備されておらず、切れた電線が放置されたままの光景を目の当たりにして、この国の方は相当の覚悟を持って出展してくださっているのに、私は本当に誠実な対応ができているのか？と反省しました。発展途上国の暮らしを良くするためには、経済水準を上げていかないとなりません。こうした国の企業にとって、展示会への出展はビジネスチャンスを広げることにつながります。つまり、展示会ビジネスは国を豊かにする大きな力になるのです。改めてその一端を担えることに喜びを感じています。インド、バングラデシュだけではなく、途上国のパビリオンをもっと誕生させ、各国の経済発展に貢献したいと思っています。